あたたかい季節になってくると、スーツで気になるのが汗のにおい。
同僚に対して「汗くさいな」と思った経験は、誰もが一度はあると思います。
自分は大丈夫と思っていても、自分が気が付いていないだけというケースもあります。
私がそうでした。
私は幸いにも、職場の上司から「汗くさいぞ」と指摘され、気付くことができました。
でも、においは大変デリケートな部分。仲が良い相手であっても、指摘しずらいものです。
自分が汗くさいかを測る基準として、
今日は少しだけ汗くさいかな、と自分で感じたことがある人は要注意です。
汗のにおい対策はやっておいて損はありません。これから紹介する方法で、できるところから取り入れてみることをオススメします。
スーツに付く汗のにおいを予防する方法
スーツに付く汗のにおいを予防する方法からご紹介します。
スーツの上着をこまめに脱ぐ
少しでも暑いと感じたら、スーツの上着を脱ぐことが重要です。
体温が上がって汗をかくのを予防し、汗がジャケットに付くのを防ぎます。
シャツは毎回洗濯できるので、ジャケットに汗をつけないことがポイントです。
特に気をつけるべきは脇汗。汗のにおいが強い部分なので、脇汗をかいていたらすぐにジャケットを脱ぐようにしましょう。
仕事中で汗をかきやすい場面は、次のとおりです。
- 仕事で緊張する場面
- 車や電車で移動している時
- 外から室内に入った時
- 食事をしている時
- 体を動かした時
汗をかきやすいのは、体温が上がるタイミングです。
暑いときは、脱ぐ。これが第1の予防になります。
汗脇パットを使う
予防法の2つ目として、汗脇パットは予防にかなりおすすめ。
ワイシャツの脇の内側に貼って使います。
脇汗をパットが吸収してくれるので、ジャケットに汗が付くのを防いでくれます。
ジャケットを脱げない時もあるので、結構使えます。
中でもおすすめは、ワイシャツから透けにくいモカベージュ。汗脇パットが透けているのはカッコ悪いので、女性用のこちらを好んで使っています。
厚さは男性用に劣りますが、サイズも小さくなく、問題なく使用できます。
制汗スプレーは賛否両論
制汗スプレーは、汗のにおいにとても効果があります。
何もしなかった場合と、汗のにおいが全然違います。こちらの商品は、女性からも「今日は汗匂わないよ」とお墨付きをもらったくらいです。
ただ、気になって調べてみたところ、「体に悪い」という意見もあるし、「そんなに影響はない」という意見もあり、賛否両論でした。
制汗スプレーは毎日使用せずに、緊張する仕事の時など大事な日に使っていくのがいいのかなと思います。
スーツに付いた汗のにおいに対処する方法
次に、スーツに汗が付いてしまった時の対処法を紹介していきます。
消臭スプレーを使う
1つ目は消臭スプレーを使うことです。
ただし、汗のにおいに対して消臭効果はありますが、完璧な消臭にはなりません。
取りきれない汗のにおいは残ります。
ですが、やらないよりはやった方が良いです。
ポイントは無香料の商品を選ぶこと。
汗のにおいと香料が混じると、余計に不快なにおいになります。
消臭スプレーは、値段も安いので試しやすいことがメリットです。
中でもトップナノックスは、比較的効果が感じられました。
消臭スプレーは生地を傷めるのか
消臭スプレーは、除菌・消臭成分が生地を傷めてしまう可能性があります。
高価であったり、大事なスーツには使用を控えましょう。
脱臭ハンガーを使う
対処法の2つ目は、Panasoicの脱臭ハンガーを使うことです。
スーツをハンガーにかけて、スイッチを入れるだけで「ナノイーX」がにおいを分解脱臭してくれるという家電製品です。
2万円くらいする高価なものなので、私は使用したことはありませんが興味を持っています。
高性能家電が好きな方におすすめです。
クリーニングに出す
においに1番効果がある方法は、クリーニングに出すことです。
においや汚れをキレイにしてくれます。
クリーニングのデメリットは、次のとおりです。
- クリーニング代がかかる
- スーツが傷みやすい
においに対して効果が高いクリーニングですが、頻繁に出すと費用もかかり、スーツが傷みやすくなります。出す頻度は、年に2回程度に抑えておきたいです。
ウォッシャブルスーツを活用するのもおすすめ
近年、様々なブランドから自宅で洗濯できる「ウォッシャブルスーツ」が販売されるようになりました。
清潔な状態を維持し、クリーニング費用を抑えるられるので、おすすめです。
においは予防しながら、対処していく
今回は「においを予防する方法」と「においに対処する方法」に分けてご紹介しました。
紹介した方法を単発で実践するのではなく、複数の方法を組み合わせて行うことで、効果を高めることが出来ます。
においの予防は必ず行い、付いてしまったにおいには、取り入れやすい方法で対処していくようにしましょう。