ビジネススーツの着こなしに、まず揃えたい必要なアイテムをご紹介します。
それさえ揃えば、ビジネスシーンで困ることはありません。
ただ、そのうち揃えたほうが便利なアイテムもあります。後半で紹介していますので、余裕ができたら、徐々に買い足していくことをおすすめします。
- 無地のネイビースーツ
- 無地の白いワイシャツ
- ネクタイ
- シャツの下に着るインナー
- 黒の革ベルト
- 下着(パンツ)
- ソックス
- 黒の革靴(ストレートチップ)
- 黒のビジネスバック
- 秋冬用のコート
- グローブ
はじめに揃えたいアイテムまとめ
無地のネイビースーツ
まず、はじめに揃えたいアイテムは、無地のネイビースーツです。
ビジネスシーンにおいて、スーツの色はネイビーかグレーが基本です。
ネイビーは、グレーより若々しい印象になるので、どの年代の方にも合います。
そして、柄は無地を選ぶこと。ネクタイは柄が入っていることが多いので、スーツはシンプルな無地が合わせやすいです。
無地の白のワイシャツ
はじめに揃えるシャツは、無地の白シャツ。
白は、ネクタイの色を選びません。基本どの色のネクタイにも合います。
そして、無地であること。無地はネクタイのどんな柄にも合います。
襟の形は、ネクタイをしてもノーネクタイでも使える「セミワイド」がおすすめ。
ネクタイ
ネクタイの色は、ネイビースーツと同系色のネイビー系、ブルー系が相性よくておすすめ。
柄はストライプ、小紋柄、ドッドあたりであれば、どの年代の方にも使いやすいです。
シャツの下に着るインナー
シャツの下に着るインナーは、Vネックのベージュが透けにくくて〇。
襟、袖に縫い目があると、透けて目立つので、縫い目のないものを選ぶようにしましょう。
「シームレス」や「カットオフ」と表記されているものです。
黒の革ベルト
ベルトは革のものを。色は黒を買いましょう。
ベルトは、革靴(できればバックも)と色を合わせてあげるとGOOD。
下着(パンツ)
ボクサーブリーフが一番スラックスの形を崩さないと思いますが、そこまで気にしなくていいと思います。なんでも構いません。
ソックス
座ってスラックスがずり上がった時に、素肌が見えない長さを選んでください。
ハイソックスでも構いませんが、足への締め付けが強い場合があるので、ひざ下までの長さがある「ロングホーズ」がおすすめ。
色は、スーツと同色がおすすめ。着こなしに統一感が出てスマートです。
革靴と同色でもOKです。
黒の革靴
革靴は黒を買いましょう。
革靴は、ベルト(できればバックも)と色を合わせるとGOOD。
デザインは、つま先にまっすぐ1本の線が入ったストレートチップを。
ビジネスでも冠婚葬祭でも使えるデザインです。
黒のビジネスバック
ビジネスバックも黒を選ぶと良いでしょう。絶対ではないですが、ベルト・革靴とも色を合わせると統一感が出ます。
はじめはレザーでも、ナイロンでもどちらの素材でもOKです。
形は、手で持つ「ブリーフケース」タイプが、ビジネス感があっておすすめ。
秋冬用のコート
秋冬は、スーツだけでは寒いので、防寒用コートが必要です。
おすすめは、ネイビーの「ステンカラーコート」。
ステンカラーコートは、雨・風に強い素材を使用しているものが多く、機能性が高くおすすめ。扱いもしやすく、スーツに合うコートです。
ライナーが着脱できて、防寒性を調整できるものであれば、肌寒い秋口から冬まで長い期間使用できます。
グローブ
寒いシーズンの必需品。ベルト・革靴・バックと、色を合わせた黒が使いやすいです。
素材は革・ニットのどちらでもOKです。
そのうち揃えたいアイテムまとめ
すぐに揃える必要はないですが、あると便利だったり、着こなしの幅が広がったりするアイテムを紹介します。
・クールビズ用のワイシャツ
・クールビズ用のスラックス
・グレーのスーツ(無地)
・サックスブルーのワイシャツ(無地)
・ダークブラウンの革ベルト
・ダークブラウンの革靴
・マフラー
クールビズ用のワイシャツ
2005年にスタートしたクールビズが浸透した今では、ノーネクタイでいる期間も長くなりました。
クールビズ用のワイシャツですが、セミワイドのワイシャツを、ノーネクタイで着用してもOKです。襟の開きが広い、ワイドカラーのシャツも襟が綺麗に見えます。
それ以外だと、襟が固定してあるボタンダウンのシャツはおすすめ。ネクタイをしなくても襟の形がきれいに見えます。
また、半袖のシャツについては涼しくて良いのですが、個人的に男性の腕は隠してあげる方が綺麗だと思います。
クールビズ用のズボン
夏になると、ジャケットを脱いで仕事をするようになります。スーツのズボンをそのまま履いていると、ジャケットに比べて痛みが早くなります。
それを防ぐために、クールビズ用にズボンを用意しましょう。
クールビズ用のズボンは、涼しく過ごせるように作られています。色はやはりネイビーかグレーが基本です。
無地のグレースーツ
ネイビースーツの次に、違う色のスーツを買うなら、無地のグレースーツです。
グレーの中でも、色が濃い「ダークグレー」・「チャコールグレー」が落ち着いた色で使いやすいです。薄い色のグレーは、おしゃれしたい感じが出てしまいがちです。
無地のサックスブルーのワイシャツ
白以外の色のついたシャツが着たい時は、無地のサックスブルーのワイシャツを着るようにしましょう。
サックスブルーは、白と同じく「清潔感・さわやかさ・明るさ」を印象付けることができる色です。
ダークブラウンの革ベルト
ダークブラウンの革靴と、色を合わせて使います。
黒よりも軽快な印象になりますが、ビジネスでは軽くなりすぎないように、こげ茶のような濃い色を選ぶようにしましょう。
ダークブラウンの革靴
ダークブラウンの革ベルトと、色を合わせて使います。
黒の革靴よりも軽快な印象になります。足元は目につきやすいので、おしゃれな感じをなるべく出さないように、こげ茶のような濃い色を選ぶようにしてください。
マフラー
マフラーはなくても過ごせるので、男性だと使わない方も多いと思います。
使ってみると、首回りの寒さが全然変わるので、ぜひ揃えるようにしましょう。
色は、ダークグレーが合わせやすくておすすめ。